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前回からの続き〜
龍泉寺は天川の洞川地区にあり、伝承によれば 700年頃 役行者が泉を発見し、八大龍王を祀ったのが始まりとされる寺であり、今でも、大峰山に登られる修験者の方々の重要な拠点となっているようである。今回私がこの寺を訪れようと思った理由は、ここ最近強く感じるようになった、龍神の方々との縁(加護)に感謝すると共に、その関係を深めるためであった。
過去にも一度訪れた事があったが、久しぶりに訪れてみると、寺内にある、水行用の滝や水場(水深10〜20cmくらいのプールのような人工の池)が新鮮であった。水行はしなかったが(するつもりも無いが・・・``r(^^;))、滝の側で瞑想するとさわやかな気持ちに満たされた。
さて、参拝という目的を果たしたので、のんびりするために、
洞川温泉に向かった。同じ天川村といっても、天河神社からずいぶんと離れていており、また平日の昼間という事もあり、温泉を独り占め〜という雰囲気でのんびりと露天風呂を堪能する事ができた。ただ、衛生上、塩素が混ぜられており、「それが無ければ更に良いのに。」というのが、正直な感想であった。
お湯の中で、思いを巡らせていると、改めて天河神社(弁財天さん)との縁(加護)を強く感じ、感謝に溢れてきた。今までの人生もそうであったが、今後は今まで以上に、そのエネルギーに導かれるようになると感じている。
ずいぶんのんびりと温泉に入っていたが、それでも、まだ、14時過ぎくらいであった。はてはて、次はどうしようかな〜?と思っていると、先ほどの、天河神社側の集会所のような場所で行われている「地球交響曲」の上映会の事が思い出された。第一話(13:00開始)は既に始まっていたが、第二話(15:00開始)には余裕で間に合いそうである。今夜の宿も18時に行くと連絡してあったので、見終わったとしても時間的に余裕がありそうである。それならという事で、再び天河神社に戻る事にした。
この「地球交響曲」は初めて見たが、思った以上に叡知溢れる内容であった。それぞれの分野で一流と呼ばれる方々の思いや考え方や経験が、ドキュメンタリー風に描かれていたが、色々な分野で、何かを極めた方々が織り成す言葉は、
私自身が去年一年間で学んできた事にも通じていて興味深かった。山に例えるなら、どこから登ったとしても、登りきれば、同じような光景(境地)に出会う事になるのであろう。
その中でも、特に新鮮に響いてきたのは、世界一の潜水記録を樹立した方の次のような言葉であった。「潜水を行うと、全く音の無い世界になる。でも、その時、聞こえてくる音がある。それは、ウォーという響きなんだ。」また、次のようにも言われていた。「音の一つ一つに意味があるわけじゃない、音と音との間にあるスペースに深い意味があるんだ。」これらは、シンプルではあるけど、とても深遠な意味を持っていると思う。そして、究極の世界を知るがゆえに言葉にできた真理なのだと感じている。同時に、その本当の意味するところは、私たち一人一人が人生を通じて体験して行かなければ体得できないものであると思う。
言葉で伝える事には限界がある、されど、言葉でなければ伝えられないものがある。だから、言葉そのものに囚われるのでは無く、その言葉の指し示す方向を受け取り、その方向に素直に歩み体験するとき、(その先で待っている、)この世界(もしくは、この世界を超えた世界)の真理に触れる事が可能になってくるのでは?と感じている。
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つづく〜
生まれる前より、
誰もが、この世界に自分自身のゴールを設定している。
それは、一つかもしれないし、複数かも知れない。
いずれにしても、そのゴールには、あなたが用意したあなた自身へのギフトが待っている。
そのギフトには何が入っているだろうか?
そのギフトを受け取るとき、あなた方は人生の深遠なる学びをクリアしている事だろう。
その時、あなた方は、その体験より得られた真理を、あなた方自身の言葉で語れるようになるであろう。
それは、言霊を手にする事である。
借り物でない、あなた自身が手にした、あなた自身の発する言霊の響き。
しっかりと味わうが良い。
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皆さんに、愛と光の加護がありますように。そして、内なる叡知に導かれますように。