ディバインアクセラレーション創始者の杉浦優司です。
このブログは、私の目覚めの奇跡が綴られたブログです。

2007年導かれるようにこのブログを始めました。
そして、たくさんの導きの中で、「今ここ」の本質とそこから広がる意識の本質を知る事が出来ました。

このブログでは、2007年から2013年にかけて、私が体験した旅、叡智、ハート、マカバ(ライトボディ)、そして全てなるものへと通ずる真なる自分への目覚めに関する情報を中心に綴られています。
エネルギーの渦 -プエルト・ナタレス(チリ)-
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 パイネ国立公園を訪れた翌日は、午前中のんびり過ごした後、午後から次の目的地であるエル・カラファテ(El Calafate)を訪れるバスチケットを購入するために外出しました。
 その日は日曜日で、Turismo Zaahj社へ行くと、本来休みのようでしたが、何故か2人のスタッフの方々が何やら作業を行っていて、目が合うと中へ入れてくれました。そして、チケット購入の話をすると若い方が断ろうとするのを年配の方が遮り、どこかに電話で確認すると、そのまま次の日の早朝に移動する事ができる事になりました。また、予期せぬ事に、そのバスは宿の前まで迎えに来てくれる事が分かりました。(重い荷物を持って、バス乗り場まで行かなくてよいので、とっても楽ちんです。通常はバス乗り場へ各自行く必要があるので、とても珍しいと言えます。)

 「良かった、良かった。」
と思いつつ直ぐに宿に戻るのも味気ないので、少しプエルト・ナタレスの街を散策してみる事にしました。実際のところ街そのものはこじんまりとしていて、特に見るべきものも無いように感じましたが、ウルティマ・ベランサ湾に出てみると、荒涼とした雰囲気ながらも、雪の冠った山々が広がる気持ちの良い場所でした。

 そんな風景を眺めながら、
「この山々がここでは無い違う場所にあったなら、きっと街の観光の主役になれたかもしれないな。でも、パイネ国立公園内の山々の存在が余りにも大きすぎて、ここでは観光客の話題に上らないのだろう。」
そう感じられてなりませんでした。そして、昨日宿で話をした地元のおばさんの言っていた。
「この街は、パイネ国立公園まで行かなくても、いくらでも素晴らしい場所があるのよ。」
という言葉を思い出しました。


 その夜は、同じ宿に日本人のKさんが宿泊されていました。その宿はガイドブックには載っていない宿で、Kさん曰く、バス停にいたたくさんの呼び込みの中で一番良さそうな宿を直感的に選んだとの事でした。南米では日本人に会う事は稀な中、更にすごい確率で久々に日本人の方に巡り合ったなというのが正直な感想でしたが、その後、彼と宿の人との間でちょっとした通訳をする事となり、そんなやり取りを通じて色々と話を始め、互いが互いに必要とする情報を持っていた事を知りました。
 私とって一番興味を引いたのは、ブラジルからベネズエラに抜ける情報でした。そして、同時に、ギアナ高地トレッキングに関する情報でした。実際に訪れる事ができるのは少し先の話になりますが、太古の息吹が感じられるその場所には、惹きつけられて止まない何かを感じています。そして、より身近に、そしてより現実的な流れが見え始めた気がしました。

 さて、夜も更けたので寝ようと思いベッドに戻りましたが、その前に、再度パイネ国立公園の山々のエネルギーを感じてみたくなり、 瞑想してみる事にしました。すると、黒っぽい山とクリーム色の山との間に(相対する二つの強力なエネルギーによる)力強いエネルギーの渦があるのが感じられました。そして、その相対する二つのエネルギーが統合されていき、圧倒的なパワーを持つ光が体全体を満たして行くのが分かりました。同時に、パイネ国立公園で見たとある湖を思いだしていました。その湖は心の奥深くへアクセスするポータル(入口)となっていて、それを利用する(思いだす事により、)以前よりも深く自分の中に入っていけるようでした。

 光も闇も、
 求める先は常に一点になります。

 例えどちらを選ぼうと、
 その流れの究極の先は同じと言えます。

 その一点より見れば、全ては相異なる二つのエネルギーとして分裂し、
 広がりゆく事を知るでしょう。

 そして、分裂した端からその中心を見るならば、
 どこまでも続く光もしくは闇の道となる事でしょう。

 されど、その視点を更に高く持つのであれば、互いが互いを必要とし、
 同時に、互いの力により全体の力が高められている様子が分かる事でしょう。

 故に、その妙を知りえてこそ、
 力を自在に使う術を知りえるのです。 
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | 旅日記7〜南米編3〜 | 00:05 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
圧倒的な存在感 -パイネ国立公園2(チリ)-
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 パイネの山々は相変わらず深いガスの中に隠れていましたが、先ほどまでとは違う流れを感じ始め、ここに滞在中に必ず姿を現してくれそうだという確信が湧いてきました

 そんな滝を離れた後は、食事タイムとなりました。どんよりした空は相変わらずでしたが、時節その一部が姿を見せては消えるという事が置き始めていました。
 そして、約1時間後に今度は最後の見所であるグレイ湖へと向かいました。今度はどうかな?
そう思いつつ右手を見ていると、不意に厚い雲が解け始め、パイネの山々がその姿を現し始めているのが見えました。
「ウォー」
ミニバス内が歓声に包まれ、参加者の喜びの声が響き渡りました。

 駐車場に到着すると早速湖に向けて歩きだしました。約15分ほど歩くと山々が見え始め、更に歩いてゆくと、山々の角度が変わって行くのが分かりました。また、その湖の先には氷河があり、その氷河が崩れた塊の一部が、直ぐ近くまで漂っていました。

 自由時間は約1時間だけだったので、30分ほど先に進んだ後、もと来た道を引き返す事にしました。ようやく姿を現したパイネの山々は、「もっともっと歩きまわりたい。」そう思わせるだけの魅力に溢れていました。


 ミニバスに戻ると、ほどなくしてプエルト・ナタレスへと引き返し始めました。(行きと帰りは違うルートでしたが、)遠ざかるに連れて、パイネの山々の巨大さ、そして素晴らしさが伝わってきました。そんな様子を眺めていると、(パイネの山々が、)左手の黒っぽく見えるパイネ・グランデと、右手のクリーム色に見える山々とでは相異なる二つのエネルギーからなり、その二つ異なるタイプの山々のエネルギーが合わさる事で、他の山々がかすむほどの圧倒的な存在感を持つエネルギーを放っているのだと感じました。


 遠く離れる従い、パイネの山々が再び雲の中に溶け込んでいくのが分かりました。
「ありがとう。」
「そして、また、いつか。」
これも一期一会なんだろう。そう感じながらいつしか山々が見えなくなると、自然と眠りへと落ちて行きました。
 
 その圧倒的な存在感の前に、
 人はただ立ち尽くすしか無いだろう。

 それを前にして、言葉は何ら適切な役割を果たさず、
 ただ、感情のみが空回りする。

 されど、それすら手放した時、
 その本当の偉大さを知る事が可能となるであろう。

 言葉も、感情も越えたところにある、
 それでも、存在する自らの思い。

 それは、自らの本質より放たれる、
 偽わざる思い。

 例え、言葉にはならずとも、
 例え、感情に置き換えられずとも、

 ただ、自らとしっかり向き合う中で存在する思い。

 それをハートで捉え、体全体で捉えるならば、
 その本質に触れる道が開かれる事となろう。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | 旅日記7〜南米編3〜 | 07:46 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
天にできた青い裂け目 -パイネ国立公園1(チリ)-
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 翌朝は7時半に宿にてピックアップされると、まずはミロドンの洞窟(Cueva del Milodon)へと向かいました。ミロドンと言うのは、かつてこの地方に生息していたという巨大な怠け者のような動物で、この洞窟で最初に発見されたため、そのような名前がつけられているとの事でした。洞窟内は起伏があるものの、ずいぶんと広々としていて、出入り口付近右側にはミロドンの復元像が立っていました。


 ここを離れると次に、アルゼンチンとの国境近くのカフェにたちより、一休みした後、いよいよパイネ国立公園内へと入って行きました。見上げると空はどんより曇っていて、遠くの山々は厚い雲の中に隠された状態でした。
「晴れてほしいな〜。」
ツアー参加者の誰もがそんな思いを持っていましたが、そんな気持ちとは裏腹に公園管理事務所に到着したときには、雪が降り出していました。
「本当なら、ここからパイネの山並みが見えるんだけどね。」
そんなガイドの声が響いてきましたが、目の前の厚い雲はそのほとんど全てを覆い隠していました。

 でも、一つ不思議な事に、公園内に近づいた途端に、無性に眠くなってきました。公園内では、見所の旅に停車していましたが、車に乗り込むたびに、あっという間に眠りに落ちて行く感覚でした。そして、目には見えなくとも、何となく心の眼には巨大な山々が観えている気がしていました。同時に、心の内では、雲が消え去り、晴れ間に変わっている様子を見つめていました。

 そんな中、パイネ大滝とも呼べるサルト・グランデ(Salto Grande)に立ち寄った時の事でした。遠くにそびえるというパイネ・グランデ(Cerro Paine Grande)は見えませんでしたが、轟音を響かせながら流れる滝は良く見えました。そんな滝の直ぐ側にある丘によじ登り、滝に水を供給している目の前の湖を暫し見つめた後、その視点を丘の上に移すと、正面にグアナコ(パタゴニアに生息するラクダ科の動物)が見え、ちょうど自分と対峙するような格好になりました。そして、その瞬間そのグアナコの上の空がみるみると青空に変わっていきました。そこはパイネの山々の位置とは違っていましたが、天に青い裂け目ができたような状態でした。そしてそこから日の光が地上へ降り注がれだし、滝に虹が掛かったのでした。

「ほ〜。」
それはほんの一瞬の出来事で、まるでこの地の精霊の祝福であり、ギフトのように感じられました。同時に、宮崎駿監督作品の”もののけ姫”が思い出されました。


 言葉は交わさずとも、
 通じる何かがある。

 それは人と人との間であり、
 人と精霊との間にもある。

 人の持つ純粋なる思いは、
 人の作り上げた常識の壁を越えて広がりゆくであろう。

 幻と葬り去る事無く、その心の輝きのまま捉える事ができるのであれば、
 夢物語の先にさえ、新たな真実が宿る事になるであろう。 
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | 旅日記7〜南米編3〜 | 10:49 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
当たり前の事が当たり前でないと知ると -ウシュアイアからプエルトナタレス(チリ)-
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 セーリングを堪能した夜は、再び雪が降り始めました。ここに来て分かったのは、ウシュアイアの天気は目まぐるしく変わるという事。雪が舞い、風が吹き、山も海も視界から姿を消したかと思うと、ほんの数十分後には再び視界が回復し、晴れ間が現れ、そして、ふたたび雪が舞うという事が一日の間に何度も何度も繰り返されていました。

 ウシュアイア滞在最終日もやはり同じような天気が一日続いていました。そんな状況であっても、この地で、半日以上青空の下で、トレッキング、登山、ならびにセーリングをそれぞれ楽しむ事ができたのは、素晴らしき流れに乗れたおかげかな?と感じられていました。

 ウシュアイアに出戻った3日間はあっという間に過ぎ去り、再びチリのプンタ・アレナスへ向かう日がやってきました。要領は心得ていたので、あわてる事無く早朝5時発のバスに乗り込むと、今後はいたって普通に国境を通過する事ができました。不思議なもので、当たり前と思っていた事が当たり前でない事を知ると、そのありがたみがとても大きく感じられて来ます。そんな事もあり、久々に国境越えを嬉しく感じました。

 バスは、パタゴニア特有の荒れた乾燥した大地を走り抜け、夕方4時半頃には目的地であるプンタ・アレナスに到着しました。ここは、マゼンラン海峡に面した街で、ペンギンの生息地が近くにある事で有名ですが、先を急ぐ事にし、(特に何があるわけでも無いマゼラン海峡をちょろっと訪れた後、)夕方6時発のバスで更に北側にあるプエルト・ナタレス(Puerto Natales)へと向かう事にしました。
 

 ほぼ定刻通り走りだしたバスは、再び荒れた乾燥した大地の中を走って行きましたが、少しずつ遠くに雪の冠った山々が現れだし、また道の両脇には強風によりその形を変えたと思われる木々が現れだしました。上空は厚い雲に覆われていましたが、ところどころ穴が空いた状態になっていて、そこから漏れる日差しが、まるでスポットライトのように地上を照らしているのが見えました。


 やがて、再び海が見えてきた時、そこがパイネ国立公園の玄関口、プエルト・ナタレスである事が分かりました。宿は決めていませんでしたが、到着後、客引きの中で、何となく良さそうな場所を見つけ、一息つくと、早速パイネ国立公園の一日ツアーの申し込みを行いました。

 天気は、どんよりとしていましたが、何となく明日訪れるのが良さそうに思えていました。
「晴れると良いな。でも、そうでなくても、やはり意味があるのだろう。」
そう感じつつ、明日に備えて眠りにつきました。
 
 当たり前とは、
 あなたがあなたの内に作り出した幻想です。

 それは、あなたの中に安心感を与え、
 そうである事を常とする事でしょう。

 でも、時にそれが崩れ去る時、
 あなたは、あなたの内に混乱をきたす事となります。

 当たり前が当たり前で無い事を知る時、
 あなたは、あなたの内にて新しい世界を構築する事になります。

 そして、あなたの内にて、
 新たな発見をする事になるでしょう。

 ありのままに、そのままに見つめる事は、
 当たり前と思ってきた事を、当たり前とする事無く見つめる事と同じです。

 それは、いつでも、新たなる発見をする事を可能にします。
 そして視点を変えるならば、今を生きる事に他なりません。

 故に、当たり前の世界を自らの意思で手放す時、
 誰もが、新鮮な気持ちを味わう事になるのです。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | 旅日記7〜南米編3〜 | 08:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ビーグル水道でセーリング -ウシュアイア5(アルゼンチン)-
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 ウシュアイアに出戻った翌日の午後、港近くにあるビーグル水道クルージングを扱う旅行会社のオフィスが集まっている場所へ出かけると、プラプラと店先の看板を眺め始めました。
「どんなもんだろう?」
そう思いつつ歩き始めると、直ぐにとある店の前で、
「店の人に中に入って詳細を聞いて行かないか?」
という申し出を受けました。そして、その流れのまま説明を聞いてみると、そこがかつて椎名誠氏が訪れ、実際にクルー人に参加した店(Tres Marias社)である事が分かりました。それ自体は、「ああ、そうなのか。」という程度の話でしたが、その店だけが持っているという帆船If号に妙に惹かれました。その船は先着10名限定で、ちょうど9名まで埋まっているという事でした。
「最後の一席は、あなたの訪れを待っていたのよ。」
というスタッフの言葉は、セールストークと分かっていても、天からの招待状と思わずにいられない何かがありました。更に翌日の天気について聞いてみると、ここ数日の中では特に良い天気になりそうという事でした。
「これしかないような〜。」
そう心でつぶやくと、通常の船より少々高いものの、明日の午前、帆船If号で出かける事にしました。(高いといっても通常料金150ペソ<約3750円> + 36ペソ<約900円>でしたが…。ちなみに、椎名誠氏は、もうひとつ別にある、小型の漁船風な船を利用されたようです。)

 翌朝は、雲が多かったものの、青空の広がる気持ちの良い天気でした。出港は10時からになっていましたが、指定された通り30分前にオフィスに行くと、簡単な手続きが行われ、他のメンバーも時間通り集合したので、9時45分頃には出港する事になりました。
 何となく選択で帆船を選びましたが、実際これが周りを見渡すのにとても良い船である事が分かりました。何となれば、
1.まず、中心にマストがあるものの、それ以外に視界を妨げるものが無く、どこにいても、360度周りを自在に見渡す事ができる。
2.また、乗員がスタッフ2名+観光客10名と少ないので、ゆったり感を感じつつの船旅ができる。

だったからです。ただ、帆船と言っても、実際には(とても静かではありましたが、)動力も付いていて、最初は動力での出発となりました。


 風が強く、気温も低かったですが、吸い込まれかのように太陽へ続く雲の流れが印象的で、また周辺の山々とのコンビネーションも見事な感じでした。そんな景色に見とれながら、最初に向かったのはアシカのようなオタリアたちがハーレムを築いている島でした。その島にはまるでペンギンのように見える(白と黒のツートンカラーの)ウミウたちも共存していました。
 寄り添いながら寝そべるもの。隣同時じゃれあうもの。群れを守るかの如く強く存在感をアピールするもの。狭い空間にひしめき合う感じがするものの、彼らにとっては当たり前の日常が間近に広がっていました。

 続いて向かったのは、チリとの国境沿いにある島で、上陸するとガイドについて30分ほど歩いて回りました。何があるわけではありませんでしたが、高山植物のような背の低い植物がしっかりと地面に張り付いてる様子が印象的でした。そして、高台から見る風景は、ビーグル水道越しに遠く続く雪の冠った山々を眺める事ができ、見事な感じでした。

 行きはずっと動力でしたが、帰りは途中から帆を張り、風の力を利用したセーリングへと切り替えられました。当初イメージしていたようなグイグイ引っ張られるような感じはありませんでしたが、エンジンやモーター音がしないので、周りの音を存分に感じる事ができ、自然をより身近に、そしてより深く感じる事ができました。
 空はいつの間にか雲が厚く立ちこめ、どんよりとしていましたが、視界ははっきりしていて、寒さに少々震えつつも、世界最果ての地での贅沢な時間を満喫する事ができました。


 あなた方は便利さと引き換えに、
 多くの素晴らしきものを手放してきました。

 それは、既に当たり前になりすぎて、
 気づかなくなっている場合が多いでしょう。

 されど、時に、便利さを越えたところにフォーカスする事により、
 その良さを再び感じられる事ができるようになります。

 それは、必要があり、変化して行きました。
 されど、変化した後には、何故そのように変化していったのか思い出せなくなっている事でしょう。

 その原点に立ち戻る事は、
 新たな気づきを得るチャンスとなるでしょう。

 当たり前と思っている多くの事は、
 見方を変えれば当たり前では無くなるのです。

 そして、それを知り、新たな流れを見出す事により、
 世界は別の進化を遂げる事が可能となるのです。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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出戻りであっても素晴らしき一日 -ウシュアイア4(アルゼンチン)-
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 マルティアル氷河を登った次の日、朝から雪が降り積もり、街は真っ白になっていました。さすがに昼ごろ雪が止むとその多くは溶けていましたが、宿から眺める山々は一段と白さが増した感じがしました。当然外は東京の真冬並みの冷え込みで風もあり、その日がウシュアイア滞在の最終日であるにも関わらず、ほとんど宿の中でぬくぬくと過ごしていました。
 
 十分鋭気を養った次の日は、早朝4時40分頃には宿を出て、5時発のバスに乗り込むと、チリのプンタ・アレナス(Punta Arenas)に向けて出発しました。空はまだ日の出前でしたが、どんより曇り、時折り雪が舞っていました。そんな中、バスは順調に走り続け、10時頃にはアルゼンチン側の国境を通過しました。
 しかしながら、続いてチリ側の国境に到着すると、何故かバスは道から左に入った大きめの空き地に止まり待機状態になりました。
「何だろう?」
と思い、状況を確認してみると、何と今日から3日間国家公務員のストライキが始まり、イミグレーションの担当者もそれに参加しているため、国境が閉鎖状態になっている事が分かりました。
「もしかしたら、業務を再開するかもしれない。」
という声があり、待機するとの事でした。
 
 そんな訳で、何もする事無く、でもバスの外は寒いのでバスの中で外を眺めつつ待っていると、いつしか自然と瞑想を始めていました。そして、昨日から今日にかけて感じた自分の中の感情に向き合う中で、自分の中に、「別れを告げた相手に、直ぐに会うのは恥ずかしい(ばつが悪い)」というブロックがある事に気が付きました。そして、これが自分の行動を制限している事も分かったので、早速、それをクリアリングする事にしました。すると、別れを特別視する必要が無くなり、人と接するのが前よりも楽になった気がしました。

 それを皮切りに、時間がたっぷりあり、また特にやる事も無かったので、その後も自分の中のブロックを見つけてはクリアリングするという事を続けていました。その中には家族や、友達との関係に関するブロックもあり、自分の中にあった、自分だけの思い込みが癒され、(国境を越えられないという現在の閉塞した状況とは裏腹に、)心はどんどん軽くなって行くのが分かりました。

 バスは一向に動く気配が無く、午後2時過ぎには昼食が配られ始めました。ただ実際のところ、乗客は一人では無かったし、急ぐ旅でも無かったので、とにかく流れにまかせようと、「ど〜ん」と構えていました。
 そんなこんなで、国境で待機する事約7時間。午後5時半頃、結局今日はもう無理だろうという事になり、その日は元来た道を引き返す事になりました。
 

 途中、リオ・グランデでバスの日程変更手続きを行い、バスを乗り換えウシュアイアに戻った時には既に夜の12時を回っていました。その後、今日別れを告げた宿に再び戻り、ベッドにもぐりこんだのは午前1時半頃の事でした。こうして、長い長い一日終わりを告げました。(ちなみに、引き返す事も、バスの日程変更も追加料金無しで行われました。この辺りのサービスに関する責任は日本に似たところがあり、他の中南米諸国を回った後では、さすがアルゼンチンと思えました。)
 
 さて、傍から見れば、一日かけてまた同じ場所に出戻っただけでしたが、自分の中では自分の行動を制限していた大きなブロックに気づき、外す事のできた貴重な日であり、素晴らしき一日であったように感じられていました。そして、こうしてまたウシュアイアに戻って来た事にも意味があるように感じていました。

 「よし、期せずして、明日から3日間追加でウシュアイアに居られる事になったから、何はともあれ、明日はやり残した感のあったビーグル水道クルージングツアーを港で探しみよう!」
そう心に決めると、深い眠りに落ちて行きました。

 あなたがあなた自身の運命の流れに積極的に乗る時、
 その全てに無駄など無く、全てに深い意味がある事に気がつかれる事でしょう。

 大切なのは、そのような状況に気づき、
 そのような状況を積極的に楽しまれる事です。

 文句を言う事は簡単です。
 されど、あなたがあなたの思考の内に世界を限定するならば、
 あなたの世界は、急速に色あせて行く事になるでしょう。

 何となれば、(意識が十分拡大されていない内は、)シンクロは常にあなたの思考を越えたところで起こり、
 あなたの思考はただそれを認知するだけになるからです。

 そして、天とのシンクロを受け入れる時、
 あなたの人生は、急速に加速を始める事でしょう。

 思考はこの世界を認知するのに必要な役割を果たしています。
 されど、あなたの世界を(狭い世界に)限定する必要はありません。

 起こる全て見つめ、あなたの思考の幅を広げて行く事が肝要です。
 それは、意識の拡大を促し、あなたの世界そのものをも広げて行く事になるでしょう。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | 旅日記7〜南米編3〜 | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コールインと個人セッション -シータヒーリングについて思う4-
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 続いて、私の提供させて頂いているコールイン方式のアクティベーションシリーズと、個人セッションのねらいと特徴をお伝えしたいと思います。

 クライアントさんの要望は千差万別で、それらにきめ細やかに対応させて頂くためには、クライアントさんとお話をしながら、一緒に心の深いところの問題点を着きとめ、その根本問題を癒し、必要に応じて感覚感情の呼び覚ましや思考パターンの書き換えが必要になります。それには、やはり対面、遠隔を問わず、クライアントさんとリアルタイムで直接話ができる個人セッションが最適です。また、私自身、素敵に変わりゆくクライアントさんの変化に立ち会える事は大きな喜びです。

 ですが、現在中南米の旅の途中なので、リアルタイムでそのような時間を取る事は非常に困難な場合が多いというのが実情です。(今回は、語学学習という事で同じ場所に定住し、またそこでのインターネット環境が良いのでスカイプ個人セッションが2月6日(土)まで可能となっていますが、これ以降は、何とも確約できないというのが実情です。)

 それに対し、旅の途中でふっと浮かんできたのが、コールイン方式による遠隔ヒーリングです。これならば、時間に縛られる事無く実施でき、また、旅で出会ったエネルギーを組み合わせる事で、十分効果的なヒーリングができる事が分かりました。このヒーリングのポイントの一つはいつでも、どこでも受けられ、またそのまま寝る事も可能であるという点です。
 私の行う一斉ヒーリングを受けられた方なら経験されている事と思いますが、各種エネルギーを用いた遠隔ヒーリングはとても心地が良いものです。そんな心地良い状況を30分ほど楽しまれる事ができます。また、ヒーリング中にビジョンを観たり感じられる方も多いようです。何となれば、ヒーリングを通じて、普段体験する事の少ない深い瞑想状態に導かれ、そのようなエネルギーを知覚できるようになっているのかな?と感じています。

 また、そんな心地よい状態で深い眠りにそのまま入れる事も一つの特徴です。ですので、目的がはっきりしていて、それがアクティべションシリーズと一致しているのであれば、お勧めの選択肢であると思っています。
 ちなみに、アクティベーションシリーズにある"Future Activation(未来リーディング&カスタマイズヒーリング)"は、コールイン遠隔であっても、個人セッションのようなきめ細やかな要望対応を狙ったものです。ここでは、まず、タロットカードを利用して、(望む未来の実現を拒むブロックを含んだ、)現在の流れからみる未来の状態を高次の視点から読み取ります。そして、そのメッセージを見られたクライアントさんからの率直な感想をフィードバックさせる事で、望む未来を拒んでいるブロックを外し、更に加速させてゆきます。また、それらを実現するためにクライアントさん一人一人に対し独自に組み合わせたコールイン方式のヒーリング(エネルギー)を設定いたします。実際に受けられた皆さんに感想を聞かせて頂くと、それらは、やはりとても心地の良いもののようです。

 ちなみに、私が遠隔でエネルギーを送る際、そのエネルギーに気づかれる方が多いというのにはやはり訳があります。それは、レイキや気で送るエネルギーが(エネルギーフィールドも含め、)身体空間の外からシャワーのように降り注ぐの対し、私の場合は、シータヒーリングの手法を利用する事で、身体空間内に直接お送りさせて頂いているからです。また、使用するエネルギーも、この地球上に存在するものをベースとしているので、私たちの体に馴染み易くなっているようです。更に、ここ1年ほどの旅を通じて、以前よりも扱えるエネルギー量が増しているようです。

 興味ある方がいらっしゃいましたら、是非アクティベーションシリーズ、もしくは(次回は未定ですが、)一斉ヒーリンをお受け頂ければと思います。

 と言う訳で、個人セッション、コールイン方式のアクティベーションシリーズ共に良さがあります。ちなみに、個人セッション中にアクティベーションシリーズを受けて頂く事が可能です。ただし、その場合は、そのエネルギー的な変化を見届けた時点で切り上げますので、心地よい状態を楽しまれる時間はどうしてもぐっと少なくなります。それでも、その効果は十分感じて頂ける事と思います。
 ちなみに、今なら、セッションの感想&体験談をブログ記事のコメント欄にご記入いただくという条件で、最初の一時間を通常の半額の5000円にて実施させて頂いています。これを行うのは2月6日(土)までですので、ピピッときたら是非この機会に体験して頂ければと思います。

個人セッション情報(2010年2月6日までお受けいたします。)はこちらをクリックしてください。


 
 輝きの中で生まれた一筋の光、
 そこに集いしたくさんの仲間。

 この世界の妙をエネルギーとして捉えるならば、
 多くの事が自然と見えてこよう。

 それは、見えないものも存在し、
 変化させる事ができる事を意味している。
 
 そして、そのアプローチの仕方も一つで無い事に気づかれよう。
 
 深く深く、この世界の妙を見つめて行くならば、
 心地よさ(気持ちよさ)の妙にも気づけるであろう。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | シータヒーリング | 07:18 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
新しいヒーリング? -シータヒーリングについて思う3-
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 次に、最近巷にてシーターヒーリング習得者による、"新しいヒーリング"と銘打ったヒーリングを見かけました。その詳細を全て把握している訳では無いので、それが本当に全く新しい独自のものであるかどうかは定かではありませんが、仮に、最初に記したシータヒーリングの3つの基本を取り入れているとすれば、それは広い意味でのシータヒーリングであると思っています。
 シータヒーリングの基本はとてもシンプルですが、その根本をしっかり理解すると、その応用は無尽蔵にあり、簡単に、他の手法に応用する事が可能です。例えば巷に愛好者の多いレイキや、リコネクションもシータヒーリングの手法を用いて再現する事が可能です。しかも、それぞれのエネルギーの枠にとらわれる事が無いので、それらを組み合わせて、独自のエネルギーを創り出す事も可能です。
 ただし、それはそうする事が可能だという事であって、そうする事が望ましいという訳ではありません。それぞれの手法にはそれぞれの良さがあり、また呼び名にも理由があり著作権の関連もあるので、例えできるとしても、それを声高に告知する事は難しい事だと思います。でも、仮に現在レイキヒーラーやリコネクションヒーラーであるなら、そのような選択を取る事も可能と言えます。

 話が少しそれてしまいましたが、どれだけ"全く新しいエネルギーによるヒーリング"と声高に叫んだとしても、(最初に述べた)シータヒーリングの3つの基本を取り入れているのであれば、それは広い意味でのシータヒーリング(の手法)であると私自身捉えています。
 そういう意味で、私が行っているコールイン方式でのアクティベーションシリーズも、また時々行っている一斉ヒーリングも、そこで使用しているエネルギーは独自のものですが、それを皆さんに送り届けている手法はシータヒーリングですので、私自身”シータヒーリングのテクニックを使い…”と銘打って実施させて頂いています。

 広い意味でのシータヒーリングに対し、狭い意味でのシータヒーリングもあります。私の見解としては、こちらは、テキストに書かれている幾つかの具体的な手法の事を指すと思っています。シータヒーリングのテキストを見ると、基本的な手法として、
1.思考パターンの書き換え、
2.感覚感情の呼び覚まし(ダウンロード)
3.癒し

が挙げられています。そして、さらに、守護霊を観たり、浮遊霊を除去したり、リーディングをしたりするなどの直ぐに使えそうな、幾つかのシチュエーション別の手法が紹介されています。それらをテキスト通り行うだけで、通常の個人セッションでは十分クライアントさんの期待に応えられる事と思いますし、私が出会ったシータヒーラーの方々の多くが、その通り行っています。
 それは、それで問題無い事ですが、実際の個人セッションを行う際には、自分も持つ最善な手法を組み合わせて行う事が、クライアントさんのためであり、また(シータヒーリング開発者の)バイアナさんも、個人セッションにおいては、各ヒーラーの自由度を認めているので、状況に応じて教科書に無い手法を用いる事も大切であると考えています。(ただし、セミナーでシータヒーリングを教える際には、かってに尾ヒレを付ける事無く、バイアナさんの推奨する基本的な手法に沿ってお伝えする必要があります。それは、私自身とても大切な事と思っています。そして、その基本をマスターされた上で、個人セッションにおいては、各個人個人が、クライアントさんの要望に応えるために、独自に工夫されれば良いと捉えています。)

 

 違いを強調する事は大切な事である。
 されど、本質を見失ってしまえば混乱を招く事となろう。

 何を視点に違いを示すか?
 何を根拠に違いを表すか?

 そこに委ねられた思いの中に、
 その者の持つ力量が試されよう。

 真なるなる違いは、その根本(基本)の理解にある。
 故に、それは捉え方で如何様にも変化する。

 そして、それは自らの制限となり、
 また限界突破の道となる。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | シータヒーリング | 07:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
実用性とヒーラーによる差異 -シータヒーリングについて思う2-
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 私は、シータヒーリングに出会って素晴らしいなと思う点は、その実用性です。実際1〜2時間のセッションで、クライアントさんの立ち位置ががらりと変わり、人生がぐるっと変わるのが分かります。そして、その事はクライアントさん自身が一番自覚される点であって、対面であれば、表情や目の輝きが全然違うものになる事が一目瞭然に分かります。だから、少なくとも私が個人セッションを対応させていただく場合は、1時間あれば、決して「受けても、気休め程度にしか感じなかった。」という事はあり得無いと断言できます。
 ただし、私自身得意不得意があり、心に関連した事柄、開運や能力開発等は得意ですが、まだ体の病(例えば骨折やインフルエンザ等)を直接改善させる事は(できるかもしれませんが、)事例が無く、また自信もありません。(将来的には、それらも自信を持ってできるようになりたいとは思っていますが…。)ということで、苦手分野もありますが、少なくとも、スピリチュアルと呼ばれる分野は、自信を持って対応させて頂く事が可能です。そして、私が苦手としている分野であっても、それを得意としているシーターヒーラーがいる事も事実で、そこがまたシータヒーリングの奥の深さであると思っています。

 さて、実際にシータヒーラーの個人セッションを複数人の方々から受けられた方は、実際のセッションの進め方(要望に対するアプローチの仕方)がヒーラーによってずいぶんと異なるという事を体験されている事と思います。これは、個人セッションの進め方はヒーラー個々の力量に委ねられていて、基本的に持っている手法は同じであっても、それらをどのように使いこなして行くかの見解が異なるからです。

 具体的には、要望に対し、その根本原因をどのように探して行くかが異なります。たとえば、「私は人前で話す事が苦手なので、改善したい。」という要望があった場合、"掘り下げ"と呼ばれる、根掘り穴掘りその状況の原因を探して行く方法があります。それに対し、根掘り穴掘りは聞かず、会話の中で、どんどんど癒して行きながら、根本原因に近づいてゆく方法があります。また、そのようなクライアントさんに聞くという作業をせずに、いきなり、ハイヤーセルフや、存在の根源(シーターヒーリング的に捉えている究極の存在)に確認するという方法もあります。

 シーターヒーリングでは、根本原因を見つけ出す事さえできれば、それを改善するのは簡単ですが、それをどのように見つけ出すかは簡単とは言えず、それをどれだけ的確かつスムーズに行うかが、個人セッションの満足度を決定づける大きな要素となっているように思えます。故に、これがスムーズにできるかどうかが、プロとしてお金を頂きながらセッションができるかどうかの分かれ目であるように思えます。

 更に付け加えるのであれば、個人セッションの成果を何を元に捉えるかも、ヒーラーによって差があるように感じています。それは、根本ブロックを探し、それを解除する事を目的にするか、クライアントさんの満足度を重視するかの違いです。前者は、筋肉反射テストの結果を非常に重視します。それに対し後者は、クライアントさんの心の状況を重視します。ちなみに、私が支持しているのは後者の方です。前者も、ヒーリングの成果の確認の補助としては重要ですが、それに頼り過ぎるとかえって”癒し”の本質を見失ってしまうような気がしています。ただし、後者は前者の方法よりも、クライアントさんと密にコミュニケーションを取る必要に迫られます。それでも、後者を重視するようになると、筋肉反射テストのできない遠隔でのセッションも自信を持って行う事が可能になります。
 


 思いの先にある願い、
 それを見つけ出す事は、言葉に惑わされる事無く、本質を見抜く必要に迫られよう。

 それは、時に見つからぬよう、そっと隠れ、こちらを見つめているかもしれぬ。
 それは、自我と大我の狭間で揺らぐ事となろう。

 何故、そう願う?
 何故、それを求める?

 そこに自らに対する嘘偽りは無いだろうか?
 そして、何を拒み、何を恐れているのだろうか?

 そこに惑わされている限り、どこまで行っても堂々巡りは繰り返されよう。
 そして、そこに気づき解き放つ時、本質の喜びを理解できよう。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | シータヒーリング | 06:49 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
基本と力量の差 -シータヒーリングについて思う1-
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 ここ最近、個人セッションを行わさせて頂く機会があり、また、一般的なシータヒーリングのセッションについても考える機会がありましたので、私なりに、シータヒーリングについての見解をまとめてみたいと思います。(長くなったので、4話に分けました。)

 まず、シータヒーリングの基本は、
1.自分自身の脳波をシータ波状態にする。(基本的には第7階層へ上昇する手法が取られますが、実際には拡張法という方法も提案されています。何よりも大切のはどんな方法を取るにせよ、シータ波に瞬時になる事と言えます。)
2.シータ波の状態でコマンドする。(この時、シータヒーリング的には、全てなるものと繋がっている状態となります。)
3.コマンドした内容を見届ける。(ここでの見届けは観ると表現され、必ずも視覚的に見る事を意味していません。ただし、体感であれ、音であれ、何となくの感覚であれ、施術者なりの見届けが必要とされています。)

の3つであると捉えています。非常にシンプル過ぎて最初は戸惑うかもしれませんが、本当に簡単です。だから、バイアナさんの書かれた書籍を読まれれば、感の良い人なら直ぐに実行する事ができてしまいます。でも、バイアナさんがインストラクター講習会で言われていた事は、
「誰もができるけれども、やはり実際に試してみたくなるし、本当にできているかの確認をしたくなるから、本が売れれば売れるほど、(実際に試し、納得するために、)セミナーにお客さんが来るようになるわ。」
という内容の話でした。

 シータヒーリングの講習会を受けられると、実際にペアワークをする中で、直ぐにシーターヒーリングが行えるようになります。また、そのテキストに書かれている内容を利用すれば、誰もが簡単かつ安全に他の方にシーターヒーリングを施術できるようになります。

 では、それで全てO.K.かと言うと、そんなに単純ではありません。シーターヒーリングはヒーリングを行うための手法(ツール)であり、ヒーリングそのものに限定されるものでは無いからです。

 ツールであるので、そこには習熟度の差が出てきます。私自身の個人的な見解からすると、それは料理に例える事ができます。料理をするには、幾つかの道具と材料が必要になってきます。基本的な道具の使い方を習い、しっかりとしたレシピとそのレシピ通りの材料が用意されていれば、誰もが簡単においしい料理を作る事ができます。そして、一回そのやり方を覚えてしまえば、何度でも同じものを、同じように作る事が可能です。
 でも、料理の世界は幅広く、いくら料理学校で基本を習ったとしても、誰もが直ぐに凄腕のコックになれるかと言えばそうでは無いのが現状です。マニュアル通りに同じ事ができれば、とりあえず、仕事として始める事は可能です。また、仕事としなくても、人生において、色々な場面で約に立ってくれる事でしょう。でも、だからといって、誰もが同じ力量を持っているとは言えないというのが現実だと思います。

 シータヒーリングも同じ事が言えると思います。シーターヒーリング習得の際に使用するテキストは、本当によくできていると思います。だから、その通りやれば直ぐに誰もがヒーラーになる事ができます。しかしながら、シンプルなツール故に、その習熟度の差は大きく、実際に個人セッションを受けられると、同じようでも、ずいぶんと異なる印象をお持ちになる事と思います。それは、シーターヒーリングの基本がとてもシンプルで、応用に飛んでいて、今までこの世界に提案されてきた身体に触れる事無く行うエネルギー系のヒーリングならびにリーディングのほぼ全てに応用する事が可能であると同時に、そのツールを自由自在に使いこなすにはそれ相応の力量が必要になってくるからです。

 ただ、ここで注意深くお伝えしたいのは、シータヒーリングの世界では、ヒーラーによる力量の差が大きいうという事実はあるものの、その事と、それが実際の現場で必要とされるかどうかは別物であるという事です。何となれば、料理の例えと同様、ヒーラーはクライアントさんの要望にこたえられる事が重要であって、それぞれの目的以上の力を持っていないとしても、実際の施術をする上では問題無く、必要に応じてレベルアップして行けば良いと思うからです。実際、シーターヒーリングの手法を使うと、自らのブラッシュアップ(クリアリング)を行う事ができ、自分自身の力を高めて行く事が可能です。
 だから、仮にシータヒーリングのセッションを受けられて、満足感が得られなかった場合、それは、クライアントさんの要望を満たすだけの力量をそのシーターヒーラーが持っていなかったという事であって、その事と、"シーターヒーリング=使えない"とは別物であると言えます。

 実際のところ、私がセミナー等で出会ったシータヒーラーの中には、「これはすごいわ〜。」と感心してしまうほどの力量を持った方々がたくさんいらっしゃいます。その半面、「ん???、本当にそれで大丈夫???」と思える方々もチラホラいらっしゃいました。ここでは、現在の、(厳密な試験制度の無い)セミナー受講システムにおいては、それが現実であるとだけ、お伝えさせて頂きます。


 何事にも基本がある。
 故に応用もある。

 達人の道は基本を極める事にある。

 故にいくら応用に力を入れたとしても、
 基本を疎かにしては、その限界も早かろう。

 基本を極める先に、応用は自然に現れるものなり。
 同時に、新たな道も自然と見えてこよう。

 その技の持つ制限の本質を知る事は、その技を究める上で必須となろう。
 同時に、その制限を知る事で、新たなる技を知る事も可能となろう。
 


 今日はここまでにします。(^^)


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| ゆうじ | シータヒーリング | 07:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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