2011.06.27 Monday
奇跡の瞬間
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さて、エルサレムに戻ってしばらくのんびり休憩した後、今度はエルサレムの裏山とも呼べるオリーブ山を目指す事にしました。前日までに、おおよその行き方は押さえていたので、迷う事無く歩き出しました。
エルサレム旧市街の東側にあたるライオン門を抜けて行くと、まずはイエスが祈りのため頻繁に訪れていたというゲッセマネの園に寄りました。ゲッセマネとはヘブライ語で油搾りを意味しているらしく、園内には未だにオリーブの木が何本も植えられていました。そんなウンチクを聞かなければ、きっと誰もが素通りするであろう何の変哲も無いオリーブ畑の隣には、キラキラと輝くモザイクが印象的な万国民の教会が建てられていました。
教会の中に入って行くとちょうどミサの真っ最中で、艶やかな歌声が聞こえてきました。そしてそこで歌われていた言葉は何故かラテン語系のようで何となく意味が伝わって来ました。しばし、そんな素敵な歌声に耳を傾け、その地を後にしました。
そこから次に目指したのは昇天教会でした。ここは、復活したイエスが神の国の事などを弟子たちに伝えた後、(ここオリーブ山にて、)40日目に彼らの目の前で昇天した事を記念して作られたそうですが、今はイスラム教の礼拝所として使われているそうで、何も無いがらんとした小さなお堂でした。そんな何も無い場所でしたが、暫くそこでたたずんでいると、ひっきりなしに観光客の方々がやってきては去って行かれていました。そんな流れに乗るようにこの地を後にすると、そのままの流れで今度は主の祈りの教会へと向かいました。
この主の祈りの教会には、イエスが弟子に請われて、主の祈りを教えたと言われる場所で、敷地内にはタイルで作られた各国の言葉が所せましと刻まれていました。勿論、日本語も探しましたが、意外な事に(と言うと叱られるかもしれませんが)、奥の方の祭壇近くの場所にしっかりと刻まれていました。今でもこの祈りの言葉を記した言語は増え続けているようですが、相当初期の頃から日本語は既に刻まれていた感じでした。(それにしても、たくさんの言語があるものだな〜というのが素直な感想でした。)
もともとオリーブ山に来た一番の目的は高台からエルサレムの旧市街を眺める事でしたが、ここまでは全然その雄姿を目にする事ができませんでした。でも、この主の祈りの教会から3分ほど道なりに下って行くと、急に右手の視界が開けてきて、待ちに待った岩のドームを中心とした絵葉書そのままの風景が浮かび上がってきました。
「…。」
人は素敵な風景を目にすると言葉を失うと言いますが、そこも正にそんな感じの場所でした。登り始めた時は、午後の日差しが眩し過ぎる感じでしたが、いつの間にか雲が増え、空は微妙なグラディエーションに染め上がっていました。
そんな何となく、いつもと違うであろう雰囲気を感じつつ、今度はイエスがオリーブ山からの帰り、エルサレムの滅亡を予言し涙したという場所に建てられたという、主の泣かれた教会を訪れました。そこは祭壇後方の大きな窓からエルサレムの旧市街地が丁度見える事で有名なのですが、そんな様子をしっかりと目に焼き付けると、(訪れるべき場所は一通り訪れる事ができたので、)外に出て暫しただ勇壮なエルサレムの旧市街地を眺めていました。
そんな情景を暫く見つめていると、不意に奇跡の瞬間とも言うべき光と影の織りなすスペクタクルショーが始まりました。
「シャッターを切る奇跡の一瞬はいつだって突然訪れ、去って行く。」
そんな瞬間をこの約束の地で迎える事ができた事に天からのギフトを感じました。そして、自然とその地で瞑想を始めていました。ただここに居られる感謝と共に。ただその地の静寂の中で。
奇跡の瞬間はいつだって、
今ここという瞬間にフォーカスする者の前に現れる。
多くの者たちは、その世界を目にしても、
無意識の内にそれを意識の内から消し去ろうとするであろう。
それは、自らが作り上げた偽りの世界を守るためであり、
新たなる世界の訪れを拒むためでもあろう。
されど、この世界の真の美しさを知りたいのであれば、
そのベールが如何にこの世界のあり方を小さく閉じ込めているかを知る必要があろう。
何ら隠す必要の無いその奥に、
真の輝きはいつもあなたを待ち続けよう。
全ての可能性を許すが良い。
そしてその訪れを喜びの中で受け入れるが良い。
今日はここまでにします。(^^)
以上です。
ブログランキングに参加しています。
皆さんのおかげで必要な方々へお伝えする事ができ感謝しています。
ありがとうございます。m(_ _)m
新たに、私の主催するセミナー、ワークショップ等々の詳細情報をお届けするブログ(ディバインセンスな情報室)を立ち上げましたので、こちらの方もご愛顧頂ければと思います。
http://ameblo.jp/ug-sg/
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http://spiritual2007.jugem.jp/?eid=587
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P.S.
mixiにて、このブログとは違った視点で情報発信しています。そちらの方にも興味がある方がいらしたら、こちらをご覧頂き、「多次元世界から愛をこめて」から来た旨を添えて気軽にマイミク申請して頂ければと思います。
よろしくお願いします。
(mixi日記はプライベートな内容が中心となり、「友達の友達」までの公開も多いので、その全てを読まれる場合はマイミクになって頂く必要があります。)
さて、エルサレムに戻ってしばらくのんびり休憩した後、今度はエルサレムの裏山とも呼べるオリーブ山を目指す事にしました。前日までに、おおよその行き方は押さえていたので、迷う事無く歩き出しました。
エルサレム旧市街の東側にあたるライオン門を抜けて行くと、まずはイエスが祈りのため頻繁に訪れていたというゲッセマネの園に寄りました。ゲッセマネとはヘブライ語で油搾りを意味しているらしく、園内には未だにオリーブの木が何本も植えられていました。そんなウンチクを聞かなければ、きっと誰もが素通りするであろう何の変哲も無いオリーブ畑の隣には、キラキラと輝くモザイクが印象的な万国民の教会が建てられていました。
教会の中に入って行くとちょうどミサの真っ最中で、艶やかな歌声が聞こえてきました。そしてそこで歌われていた言葉は何故かラテン語系のようで何となく意味が伝わって来ました。しばし、そんな素敵な歌声に耳を傾け、その地を後にしました。
そこから次に目指したのは昇天教会でした。ここは、復活したイエスが神の国の事などを弟子たちに伝えた後、(ここオリーブ山にて、)40日目に彼らの目の前で昇天した事を記念して作られたそうですが、今はイスラム教の礼拝所として使われているそうで、何も無いがらんとした小さなお堂でした。そんな何も無い場所でしたが、暫くそこでたたずんでいると、ひっきりなしに観光客の方々がやってきては去って行かれていました。そんな流れに乗るようにこの地を後にすると、そのままの流れで今度は主の祈りの教会へと向かいました。
この主の祈りの教会には、イエスが弟子に請われて、主の祈りを教えたと言われる場所で、敷地内にはタイルで作られた各国の言葉が所せましと刻まれていました。勿論、日本語も探しましたが、意外な事に(と言うと叱られるかもしれませんが)、奥の方の祭壇近くの場所にしっかりと刻まれていました。今でもこの祈りの言葉を記した言語は増え続けているようですが、相当初期の頃から日本語は既に刻まれていた感じでした。(それにしても、たくさんの言語があるものだな〜というのが素直な感想でした。)
もともとオリーブ山に来た一番の目的は高台からエルサレムの旧市街を眺める事でしたが、ここまでは全然その雄姿を目にする事ができませんでした。でも、この主の祈りの教会から3分ほど道なりに下って行くと、急に右手の視界が開けてきて、待ちに待った岩のドームを中心とした絵葉書そのままの風景が浮かび上がってきました。
「…。」
人は素敵な風景を目にすると言葉を失うと言いますが、そこも正にそんな感じの場所でした。登り始めた時は、午後の日差しが眩し過ぎる感じでしたが、いつの間にか雲が増え、空は微妙なグラディエーションに染め上がっていました。
そんな何となく、いつもと違うであろう雰囲気を感じつつ、今度はイエスがオリーブ山からの帰り、エルサレムの滅亡を予言し涙したという場所に建てられたという、主の泣かれた教会を訪れました。そこは祭壇後方の大きな窓からエルサレムの旧市街地が丁度見える事で有名なのですが、そんな様子をしっかりと目に焼き付けると、(訪れるべき場所は一通り訪れる事ができたので、)外に出て暫しただ勇壮なエルサレムの旧市街地を眺めていました。
そんな情景を暫く見つめていると、不意に奇跡の瞬間とも言うべき光と影の織りなすスペクタクルショーが始まりました。
「シャッターを切る奇跡の一瞬はいつだって突然訪れ、去って行く。」
そんな瞬間をこの約束の地で迎える事ができた事に天からのギフトを感じました。そして、自然とその地で瞑想を始めていました。ただここに居られる感謝と共に。ただその地の静寂の中で。
奇跡の瞬間はいつだって、
今ここという瞬間にフォーカスする者の前に現れる。
多くの者たちは、その世界を目にしても、
無意識の内にそれを意識の内から消し去ろうとするであろう。
それは、自らが作り上げた偽りの世界を守るためであり、
新たなる世界の訪れを拒むためでもあろう。
されど、この世界の真の美しさを知りたいのであれば、
そのベールが如何にこの世界のあり方を小さく閉じ込めているかを知る必要があろう。
何ら隠す必要の無いその奥に、
真の輝きはいつもあなたを待ち続けよう。
全ての可能性を許すが良い。
そしてその訪れを喜びの中で受け入れるが良い。
今日はここまでにします。(^^)
以上です。
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ありがとうございます。m(_ _)m
新たに、私の主催するセミナー、ワークショップ等々の詳細情報をお届けするブログ(ディバインセンスな情報室)を立ち上げましたので、こちらの方もご愛顧頂ければと思います。
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