自我と真我

2012.10.07 Sunday 22:00
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     自我は、(肉体という枠に収まった)自分という存在を個として認識させている意識と言え、真我は、それを遥かに超えた、(肉体を超えた)もっと奥深い真の個を認識している意識と言えます。

     

     人は肉体以上の存在ですが、そこに気づき始める時、自我は真我の領域へとアクセスし始める事になります。

     

     でも、多くの場合は自我が、真我を自らの枠の中に閉じ込めようとし、結果的にいくつもの理屈を作りだし、真我を狭い檻の中に閉じ込めようとします。

     

     それは、別の言葉で言えば、自らの理屈で内から溢れてくる奥深い心の声を分析し、分かった気になろうとしていると言えます。

     

     でも、そのようなマインド主導の試みで理解できるほど真我の領域は狭く無く、結果として、混乱の中で、分かったつもりになっている状態を続けることになります。

     

     でも、自分自身の心の奥深いところ溢れてくる真我からの思いは、ワクワクで表現される理屈抜きに自らのあり方を方向づけるエネルギーを秘めています。

     

     だから、意識をマインドからハートへと移す時、生き方そのものが変わるくらいの変化が始まります。

     

     それは、同時に、自分の本質が肉体以上の存在である事に気づく事であり、その内にあふれる大いなる流れと共に生き始める事とも言えます。

     

    <今日のメッセージ>

     

    内より溢れ出す思いに理屈はあるだろうか?

    されど、それを表明しようとした時、そこに理屈が必要になるのではないだろうか?

     

    真なる自分に目覚める時、ハートとマインドは手を取り合う事になる。

    互いは監視すべき相手では無く、真に望む人生を生きる上での協力者となる。

     

    それは、自我が狭い領域を抜け出し、

    真我と共に歩み出す事を意味している。

     

    何一つ自らを偽る事の無い領域に意識を置くとき、

    そこには何一つ臆する必要の無い世界が広がっている。

     

    そして、ただ自らの思いと人生に対し正直である事が求められる。

     

    その状態にある時、自らはただ存在の真っただ中にあり、

    苦悩の入り込む余地など無い事を知るであろう。



    今日はここまでにします。



     
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    本質を観る第一歩

    2012.09.25 Tuesday 15:12
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       幼い時は、世界は魅惑に満ち、いつも新鮮だったのではないでしょうか?

       

       でも、年を重ねる中で、あらゆる出来事が「当たり前の日常」に埋もれていき、いつもの日常を生きているのではないでしょうか?

       

       世界はどの瞬間も変化し続け、一瞬たりとも前と同じことはあり得ません。もしも、まったく変わらない世界を生きていると感じているのであれば、それは今ここを見つめているのではなく、経験という過去を生きているのかもしれません。

       

       この、日常というベールを剥がし、常に変化し続ける今ここを見つめるところから、物事の本質を観る第一歩が始まります。

       

       そして、そうなる事で、世界は退屈なものから、(幼い時に感じていたような)ワクワクに満ちた魅惑なものへと変化して行きます。

       

      <今日のメッセージ>

       

      本質を観るとは、観えないものを観るのでは無い。

      本質を観るとは、観えていなかったもの観る事である。

       

       あらゆる思考の働きは、純粋さを邪魔するかのように、

       それまでの経験を通じて目の前のものを脚色して行く。

       

       ゆえにあなた方の多くは、今を観ているようで過去を観ている。

       その過去のベールによって、今は偽りの今となっている。

       

       もしも、そのベールを剥がし純粋に今この瞬間を見つめる事が出来るのであれば、

       本質見抜く扉が開かれよう。



      今日はここまでにします。



       
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      ただありのままに見るという事

      2012.09.20 Thursday 22:49
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         人のマインドは、目に映る全てに名前を付け、理由をつけたがります。それ自体は自然な事で、日常の中で役立つことも多いのですが、注意しないと本質が見えなくなるというマイナス面もあります。

         

         例えば、コップという言葉を使った時、そこには多種多様なコップが含まれています。でも、たいていの場合は、それを耳にした人にとって一番馴染みのあるものが代表として浮かび上がってくるだけで、その他の可能性は消し去られています。だから、人の数だけ「コップ」があります。

         

         その事を知った上でコップという言葉を使うのであれば良いのですが、そうでなく、全ての人が自分と同じコップを連想していると思い込んでしまうと、そこにトラブルやすれ違いを生む可能性が生まれます。

         

         だからまずは、ありのままに物事を捉えられるようになる事が大切なのです。

         

        <今日のメッセージ>

         

        この世界の全てをただありのままに捉える事ができていますか?

        何一つラベルやレッテルをつける事無く、

        ただ存在そのものを感じ取る事はできていますか?

         

        ラベルやレッテルが悪いのではありません。

        それらは必要があって存在しています。

         

        ただ、それを意識して使用することができているかいないかが問われています。

         

        されど、それらがあまりに自動的に、あまりに当たり前に行われる時、

        この世界の本質は、それら(ベール)に包まれ見えなくなります。

         

        ゆえに、再びベールをはがす事が求められているのです。

         

        マインドは常にラベルやレッテルを必要とします。

        そして、世界を狭い世界に閉じ込めようとします。

         

        ゆえにハートでこの世界を捉える事が求められているのです。



        今日はここまでにします。



         
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        ハートでこの世界を捉えるという事

        2012.09.12 Wednesday 22:20
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           今この瞬間、あなたがあなたを囲む世界を見渡した時、世界はあなたに何を語りかけているでしょうか?

           

           世界はあなたに優しいメッセージを投げかけてくれているでしょうか?

           それとも世界はあなたにとって辛く厳しいものでしょうか?

           

           世界のありようを全て外に求めるのであれば、人生はただ流され、どうにもできないものとして認識されている事でしょう。

           

           でも、もしも意識を切り替えて、自分の内なる意識のありようがこの世界のありようを決めているかもしれない事を受け入れて改めて世界を見るのであれば、世界は今までは異なる姿を見せてくれることでしょう。

           

           ハートでこの世界を捉えるという事は、この世界をありのままに見る第一歩となります。全てのものは、本来(理由などなく)ただ存在しています。

           

           でも、多くの方々は、マインドが強すぎて、全てのものには存在理由が必要となっています。それはそれで、この世界の本質を捉えるためには必要なプロセスと言えますが、それが強すぎると、どんどんと本質が見えなくなっていきます。

           

           まずは、ただハートで受け止め、受け入れる事。 

           それが、この世界の本質を知るスタートとなります。

           

           

          <今日のメッセージ>

           

           あなたがハートでこの世界を捉えるのであれば、

           全てはただ存在している事を知るであろう。

           

           あなたがマインドでこの世界を捉えるのであれば、

           全てのものには存在理由が必要となるであろう。

           

           どちらもこの世界の本質を示している。

           されど、あなたの内なる意識のあり方が、この世界のあり方を決め続けている。

           

           世界があなたを決めているのでは無く、

           あなたがこの世界のありようを決めているのを知るのであれば、

           世界のありようはあなた自身で決められる事(選択できる事)を知るであろう。



          今日はここまでにします。



           
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          全て自らの内にある事を知るという事

          2012.09.11 Tuesday 22:25
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             この世界の本質を知ろうと思うと、必ず自分自身の内側へと誘われます。それは、私たち自身が内なる世界を通じて外なる世界を見ているからです。

             

             だから、その全てを外の世界に求めようとすると、自ずと限界があり、外なる世界を作りだしている内なる世界を見る必要に迫られます。

             

             でも、そうなったときに、しっかりとした意識の指針を持っていないと、容易に惑わされ、だんだんと何を見ているのか分からなくなってきます。

             

             その意識の指針と言えるのがハートの奥深いところから溢れてくる思いであり、心の羅針盤です。

             

             そして、その意識の指針であり”心の羅針盤”を手に入れ事ができると、人生は

             

            何ができる?」とか、「何をしたらいいのか?」から、

             

            〇〇をしたい。」「〇〇をどう実現すればいいのか?

             

            に変わっていきます。

             

             

            <今日のメッセージ>

             

            喜びの中で咲く花を知るならば、

            悲しみに中で咲く花も知るだろう。

             

             そこに本質の差は無けれども、

             人の心が差を映し出す。

             

             そこに映し出されるものが全て自らの内にある事を知れば、

             あなたが生きる世界の本質も常にあなたの内にある事を知るであろう。

             

             求めれば与えられん。

             されど、それはいつもあなたの内より出でて外へと至る。

             

             そして、全てなるものを通じて、

             再びあなたの内にて響きあう。

             

             

            今日はここまでにします。

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            「多次元世界から愛をこめて」改め、「全てなるものから愛をこめて」

            2012.09.09 Sunday 10:45
            0

               ここ最近の意識の変化の中で、このブログのあり方を見直すことにしました。今後このブログでは、旅、叡智、ハート、マカバ(ライトボディ)、そして全てなるものへと通ずる真なる自分への目覚めに関する情報を中心に発信して行きます。

               

               それに合わせて、このブログ名も

               

              全てなるものから愛をこめて

               

              に変更しました。今までは、自分の全ての活動について主にもう一方のブログにて綴っていた関係でこちらの方は長らく放置状態でしたが、今後はこちらの方のブログも頻繁に更新して行きたいと思います。

              ちなみに、もう一方のブログでは、主にシータヒーリングに関する情報発信をしていきます

               という事で、こちらの方も今後ご愛顧頂ければと思います♪

               

              <今日のメッセージ>

               

               言葉を超えて、

               あなたを超えて、

               

               巡りゆく季節の中で、

               ただ通り過ぎ、ただそこにある。

               

               目を見開けば消え去り、

               目を閉じる事で現れる。

               

               その奥深い心のみが捉えたる一瞬の煌めき。

               

               何一つ確かなものなどなくても、

               確かに捉えて消え去らないもの。

               

               その目を養う事、

               それはあなた自身を信じる事、

               そして、あなた自身を育むこと。

               

               ただ、深くその心の欲するものを捉えてみるがよい。

               それが、全ての始まりとなろう。 

               

              今日はここまでにします。

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              アメリカ国内線機内預け荷物が有料だという事ご存知でしたか?

              2012.08.21 Tuesday 19:18
              0
                 皆さんご無沙汰しています。

                 (もう一方のブログは日々更新していますが、)こちらのブログについては、半年ほど前の「仏陀の足跡を辿る旅」の途中で停止しています。続きを楽しみにしている皆さんには心苦しいですが、続きを書く時間が取れないまま、今日まで来ています。

                 実際のところ、日々ワクワクする毎日の中、過去を振り返り書き留めるよりも、今ここという瞬間を意識しながら行動し、体験する事に全力で取り組んでいる感じです。

                 さて、そんな状況ではありますが、こちらの方もたまには更新しようと思い、ちょうど旅に関する「へ〜」という情報を知ったので、ここでシェアさせて頂きます。

                ↓↓↓
                 
                 今まで、飛行機への機内預け荷物(受託手荷物)は2つもしくは、適当な重さ以下なら無料だと思ってきましたが、現在アメリカの国内線は、ほとんどの会社が1個目から有料での取り扱いになっているようです。

                参考URLその1:http://www.knt.co.jp/operate/usa.htm
                参考URLその2:http://www.ntt-ts.co.jp/news/2012/03/15/post_9/

                 例えば、ユナイテッドの場合、一個目が25ドル、二個目が35ドルとなっています。またデルタの場合、1個目が25ドル、二個目は50ドルとなっています。詳細は上記URLをご参考して頂くとして、知らないでいると、思わぬ出費になるな〜と感じました。

                 ちなみに、これに対して、例えば、ユナイテッドにて日本からアメリカの地方空港までを同時に手配すると、(国際線扱いになるようで、)アメリカ国内で一旦荷物をピックアップした後、直ぐに専用のカウンターに預け直す事で、目的地まで追加料金無しでいく事ができます。(といっても、これも実際には諸条件があれこれあって、アメリカ国内の乗継タイミングによっては、不意に請求されたりもする事もあるようです。)

                 次回は、9月2日から再度アイダホへ出張しますが、出張中の週末を利用して、セドナへ行く事になっていて、国内線を利用する事になっています。という事で、必要最低限に荷物を絞って、全て機内持ち込みにしたいなと感じています。

                 そういえば、ふと思い出しましたが、中・南米を旅している時はもっぱらバスを利用していましたが、極々まれに、預け入れ荷物が有料の場合がありました。料金的にはそれほど高くなかったと思いましたが、無料と思っている中で「有料だ!」と言われ、ちょっとびっくりした記憶があります。

                 旅の事前情報は大事なので、この情報が誰かのお役に立てればと思っています。



                <今日のメッセージ>
                 今悩みの中にあるとすれば、さまよう意識の中で、迷っているという事、
                 今、悲しみの中にあるとすれば、悲しむ心にフォーカスが向いているという事。

                 その先に意識を向けるのであれば、さらなる成長が待っている事だろう。

                 時に、その悲しみが更なる成長を引き寄せたかのように思える事だろう。
                 そして、その悲しみすらしっかりと握りしめようとするであろう。

                 されど、もう一度見つめ直すが良い。

                 あなたが本当に求めているのがなんであるか知ったなら、
                 その途中にあった悲しみなどもはや必要ないという事を。

                 あなたが、真に望むのであれば、
                 ただ素直に、それを手にする事ができるという事を。

                 だからしっかりと意識する良い。
                 ただ、真に望むものだけを受け取れば良いという事を。
                 


                 Yujiのサイキックセラピストとしての活動についてはhttp://www.divinesense.jp/をご覧頂ければと思います。
                 
                今日はここまでにします。(^^)
                以上です。

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                ヴァイシャリそしてラージギルヘ_仏陀の足跡を辿る旅4日目

                2012.06.04 Monday 21:17
                0
                   翌朝は昨日の遅れを取り戻すために、6時過ぎには朝食を取り、7時にはヴァイシャリへ向けて出発しました。ところどころ渋滞していましたが、ほどなくして街中を抜けると、緑豊かな田畑をいくつも越えていきました。車窓見ながら思うのは、デリーと異なり、ヤギと牛がとても多いという事、そしてそれらが村の日常に溶け込んでいるという事、「もしかしたら、日本も昔はこんな感じだったのかな?」そう思わせる風景がどこまでも広がっていました。

                   パトナを出発して約2時間、最初に訪れたヴァイシャリは、仏陀がしばしば訪れた地であり、また最後の旅の途中でも訪れた場所として有名な所です。仏陀在世当時は商業の栄えた大都市だったようですが、栄枯盛衰、今は周りに田畑が広がる田舎町に遺跡としてポツンと残されています。それでも、大きなストゥーパ(仏塔)とアショカ王の石柱が微かに応じの繁栄を伝えてくれている感じでした。私自身、ここで特に心動かされることはありませんでしたが、そのストゥーパの前で熱心にお経を唱えているタイのお坊さんを通じて、ここが確かに仏教の聖地である事を感じる事ができました。

                  P1020393(1).JPG

                   続いて向かったのは、ナーランダにある大学址、途中踏切事故があり、予想外の足留めを食いましたが、(今後の日程調整にやきもきしているガイドさんを横目に、)「これもインドだよね〜。」と何一つ無駄な抵抗はせずに完全お任せでのんびりと時間を過ごしていると、1時間ほどで無事通過する事できました。

                   そんな予定よりも遅れ遅れになりながら到着したナーランダーには、かつての繁栄を今に伝える広々とした講堂の土台や壁の一部が数百メートルに渡って広がっていました。それでも在りし日には1万人以上の方々が学んでいたというその地は、あまりにも変わり果てていて、何故かちょっぴり気持ちが落ち込んでいました。そして、なんとなくかつてここで教鞭をとっていた感覚が蘇ってきました。それは理由も無く湧き上がり、しばし複雑な思いを今に投影していました。それでも、その傍の木の下ではのんびりとくつろぐ子供たちの姿があり、そんな人の栄枯盛衰とは無関係に世界は今日もここに今を形作っている感じでした。

                  P1020417(1).JPG
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                   そんな感傷に浸っていると、しばらく姿を消していたヤマタカ君がどこからともなく現れて、
                  「ここに昔住んでいた気がするんですよ。それで、石とかを置くのに丁度良い感じの棚があると思って探してみたら、ぴったりイメージ通りの場所がありました。」
                  「でも、何となく自分の部屋は汚い感じがしたので、友達の部屋に行って、この智慧の種をしばらく飾ってきてみました♪」
                  と同じくこの地との現世を越えた繋がりを感じている様子でした。

                  P1020428(1).JPG

                   縁ある場所に訪れると、不意にその地を通じて内なる時空の扉が開かれる時が開かれる時がありますが、ここはまさにそのような場所のようでした。

                  (つづく)

                   あなたの顕在意識は忘れていても、
                   魂に刻まれた記憶は鍵となる波動を通じて呼び覚まされよう。

                   最高最善なる究極の一点から観るのであれば、
                   全ては同時にそこに存在しているのである。

                   ただ意識を広げ、さらなる深みへと目を向けるのであれば、
                   今を越えた今に出会う事も可能となろう。
                   


                   ちなみに、Yujiのサイキックセラピストとしての活動についてはhttp://www.divinesense.jp/をご覧頂ければと思います。
                   
                  今日はここまでにします。(^^)
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                  パトナにて_仏陀の足跡を辿る旅3日目

                  2012.04.06 Friday 14:50
                  0
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                     次の日は早朝4時頃目覚め、まだ寝たりなさを感じ再度眠りにつきました。それでも、次第に周りがにぎやかになり、8時くらいには起床しました。

                     トイレに行ってみると、小ぎれいになっていて、(前の人がおいておいてくれたのか、)紙まで置かれていました。そして、戻ってくるとチャコエさんは既に起床していて、しばらくしてヤマタカ君も起きてきました。

                     当初の予定だと7:40にはパトナに到着し、ホテルにて朝食という事になっていましたが、出発が遅れた分、早くても昼ごろ到着という気がしていました。そんな中、チャイ屋さんが回ってきました。ガイドさんは昨日の心労の影響か未だ寝たまま起きてこず、この先の状況も読めない感じでしたが、「本場のチャイでほっと一息つこう!」という事になり、3つ注文しました。そして、

                    「いくら?」

                    と聞いてみました。すると、それには答えずこちらをじっと見ています。

                    「ん?」

                    と思っていると、隣からあれやこれや言ってチャイを注文していたおじさんが、10ルピー(約18円)支払いました。そこで、

                    「あ〜、一杯10ルピーかな?」

                    と思い3人分で30ルピー支払いました。すると、そのチャイ屋さんは、三杯チャイをついでくれましたが、その後何か言いたげにじっとこちらを見ていました。

                    「これはもしかして足りないのか?」

                    そう思い、こちらもじ〜と相手を見つめました。3対1でのにらめっこ…。

                     すると、根負けしたのか、ヒンズー語で何か口にしながら、急に10ルピー返してきました。

                    「あれ、どういう事!?」

                    と思い、なおも相手を見つめると、まるで観念したかのように更に5ルピー返しすと、そのまま左の方へと歩き去っていきました。

                     どうも、先のおじさんは2人分支払ったみたいで、本当は1杯5ルピーだったのだけれど、その倍受け取りそのまま頂こうとしたけれど、「こいつら実は知っているのか?」と思い、仕方なく15ルピー返金してくれたようです。

                     どうもインド人の方々は、(とは言ってもこうした旅行者相手に働くサービス業の方々は、)相手を見つつ、何かとちょろまかそうとするけれど、ばれたと思うと割とすぐに観念して返金してくれるようなところがあるようです。これを煩わしいと思うか、それともこれもインドと思って楽しめるかでインドに対する親しみが変わると思いますが、少なくとも今回一緒に旅した仲間たちの間では、大うけとなりました。

                     その後は3人であれこれおしゃべりしながら、自然な流れでヤマタカ君の心のブロックの掘り下げが始まりました。それはこの旅の必然と言えるもので、彼の内にあった奥深い制限が解放されたとき、仏陀を慕いこのメンバーでインドを旅することになった奥深い意味が感じられ、その準備が完了したことが分かりました。


                     列車はその後ものんびり走り続け、15時頃ようやく目的地パトナへと到着しました。(ガイドさん曰く、途中で更に2時間ほど遅れていたものの、運転手ががんばってその遅れを取り戻したそうです(笑)。)

                    P1020378(1).JPG

                     パトナの街はデリーよりも混沌とした感じがあり、人と動物と車とが雑多に道を行き交い、駅前はどこも渋滞している感じでした。そんな中ホテルへと向かうと、(到着したのが遅すぎたので、この日予定されていた観光は明日に延期になり、)のんびり休息タイムとなりました。

                    P1020381(1).JPG

                     ホテルの道側はインドのいつもの騒々しさに溢れていましたが、僕らの部屋は廊下を隔てた反対側にあり、不思議なくらい静けさの中にありました。眼下には水の張られたブールが広がり、その奥は木々で溢れていました。気温は28度くらいで、天井かで回る扇風機の風がとても心地よく感じられました。あまりの気持ちよさに、しばし昼寝をすると、時折り牛の鳴き声が響いていました。

                    P1020382(1).JPG

                     その日の夕食はこの地方の名物であるヴィリアニ(チキン入りの焼き飯)でした。これがおいしく、3人ともペロリと平らげ、(おなか一杯〜と言いつつ、)更にバターナム+豆のカレーも口にしていました。

                    P1020385(1).JPG

                    「いよいよ、明日から(本当の意味での仏陀の足跡を辿る旅)が始まるね〜。」

                    P1020384(1).JPG

                    そんな話をしつつ、パトナの夜が更けていきました。

                    (つづく)

                     ここに生き、
                     大地に生きる。

                     いくつもの恵みを手にし、
                     人はそれぞれの道を行く。

                     大切なのは、それぞれの定めを知り、
                     その定めを乗り越えていく事。
                     ただ自らの生きざまに正直である事。

                     その事に気づくのであれば、
                     世界は如何に希望と喜びに満ちたものであるかに気付けるであろう。
                     


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                    列車に乗り込みパトナへ_仏陀の足跡を辿る旅2-3日目

                    2012.04.05 Thursday 11:33
                    0
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                       ガイドブックによると発着本数が最多なのがニューデリー駅となっていたので、正直、当初「デリー駅」と聞いた時は「ニューデリー駅」の間違いかな?とも思いましたが、ついた場所は確かに先日訪れたニューデリー駅とは違っていました。話を聞いてみると、元々乗る事になっていた列車はニューデリー駅発だったようですが、その列車が10時間遅れているので急遽こちらに変更になったようでした。

                       とはいえ、たくさんの人たちでごった返している様子はニューデリー駅と変わらず、いたるところで大きな荷物を持った方たちが地べたに座ったり寝たりしていました。更に、ホーム上でもたくさんの方たちが同様に溢れかえり、とにかく、「人、人、人」という感じでした。

                       そんな中、ガイドさんに先導されながらホームとホームを繋ぐ歩道橋のを進んでいき、一番端近くにてしばし列車を待つこととなりました。上から見ていると、薄明りの中どこのホームも全て人でいっぱいとなっているのが分かりました。そして視線を上に向けると、霞の中にも星が輝いているのが見えました。地平線を境に喧騒と静寂、その対比が面白く自然と微笑んでいました。実際のところ、

                      「パパーン♪ ○○…Gate△…」

                      と、英語とヒンズー語(←おそらく)で場内アナウンスが大音響で鳴り響き、大勢の人たちがひっきりなしに右へ左へと移動していました。ある人は大型のスーツケースよりも大きなブリキ製のように見える箱を担いで運んでいて、
                      「あれを車内に持ち込んだら、どこに置いておくのだろう?」
                      という感じでした。

                       以前、エジプトを旅した時は、(列車が予定通りに来なかったために、)どの列車に乗ればいいのか分からず、あれこれ思いを巡らし続けながら、周りのそれらしき旅行者と相談しつつ何とか乗り込む事ができましたが、今回はガイドさんがいたおかげで、ただただそんな非日常な様子をのんびりと観察することができました。


                       しばらくして1台の列車がホームに入ってきました。ノロノロとそれでもってひたすら長く長く車両が連なっていました。そしてもくもくした煙からそれが日本では珍しいディーゼル車である事が分かりました。ガイドさんによると、自分たちの乗り込む列車はこの次の列車との事、そんなこんなでしたが、その列車が出発したらしばらくして乗り込む列車が無事やってきて、移動を開始しました。

                       驚いた事に、(おそらく一番安いと思われる)列車内は真っ暗で、懐中電灯で照らしながら人々が乗り込んでいました。中には大荷物を抱えている方たちもいて、中の様子は見るからに大変そうでした。

                       そんな車両をどんどんと通り過ぎていくと、ようやく途中から明かりのついた車両が現れました。そしてその内の一つに乗り込むとそこは上下2段の寝台車両車でした。設備は立派とは言えませんが小ぎれいになっていて、狭いながら標準的な日本人の体形ならば何ら練るのに困る事はなさそうな感じでした。

                       当初心配されていた席の方も、ガイドさんの尽力により1人一席ずつ確保され、2階席がその日の宿泊場所となりました。勝手が良く分からなかったのですが、出発前にシーツ係やら何やら現れ、あれやこれやとドタバタしていましたが、気が付けばパトナに向けて出発していました。一通り落ち着き静かになったので時計を見ると11時半、その日の疲れもあり、ごろりと横になっていると自然と深い眠りへと落ちていきました。

                      寝台列車内

                      (つづく)

                       心に響く、
                       ともに響く。

                       安らぎの中と穏やかさの中に安住の地を見出すならば、
                       世界はいつもそれに応える事になるであろう。

                       そこに至るには、自らの内の衝動に試されよう。
                       されどそれこそ、この道に至る道しるべとなるであろう。
                       


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